エッセイって案外おもしろい

こんにちは。

この度再始動しましたブログです。

ちょっとテイストを変えてみようと思ってます。

 

 

私の私情とか他人は興味ないんだろうな、とよく思うけど意外と文章に書き起こすと読めたりするもんです。きっと。

なのでどーでも良いことやどーでも良くなかったことを、たまにかけたらいいなと思います。

 

f:id:shumirion:20171224043934j:image

 

写真は結構前、ていうか夏に下北沢にある個人も個人の天ぷら屋に行った時のものです。

 

1人で古いビルの入り口から階段で登って、二階へ、奥の方から若い子たちの行列がこちらを見てる。行列の方へ行くと、私が行こうとしてた天ぷら屋が見えたけど、あまりの個人経営感に後ずさって何故かその手前のテニス専門店に入ってしまった。

「私はここのテニスのお店目当てだったのよ」みたいな感じで入った。まあ、一応テニス部だったからセーフっしょとか考えて。すごいジロジロ見て来たあの子たちのせいだけど、だいたい小心者の私のせい。店には店員らしき人は見当たらず、よくわかんないテニスプレイヤーのブロマイドとか見て、ってか見てるけど見てなくて、早く店出たいなあとかしか考えてなかった。

 

店出て、勇気出して天ぷら屋行く。真横に並んでる最後尾の女の子がすごい見てきたけど「私はここの子なんです」みたいな感じで入った。まさかの引き戸。ガラガラ言うタイプ。

 

腰が完全に曲がったおばあちゃんと、その娘っぽいおばさん。あと犬。

開口一番、「ごめんね!犬大丈夫?」

人懐っこい接客だった、全員。

 

天ぷら定食頼んで、待ってる間に耳に髪ゴムつけて可愛くしてもらってる犬が膝の上に座ってこっちをずっと見てた。名前忘れちゃったけど、はなちゃん、とかそんな感じの。

 

なんかあとは忘れちゃったけど、いや覚えてるけど、色々お喋りしてご馳走様して帰った。

 

普通の、普通の、普通すぎる天ぷらだった。家庭で出てくるやつ、「衣が途中で足りなくなっちゃったのよー」みたいな天ぷら。

 

お金払うのがいやらしく感じるくらい家庭的でだった。

そう、個人経営だとお金払う瞬間気まずくないですか?なんか、生々しくて。このお代がこの人たちの生活を支えてるんだーと有る事無い事考えたりして。

 

店出るとまだ行列は出来てた。

またお友達連れといでね、って言われました。また、行くことはあるんでしょうかね。

 

 

あれ、エッセイって案外おもしろくないな…。